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イベント報告
6月9日(日)しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西設立14周年記念シンポジウムを開催しました。

6月9日(日)豊中男女共同参画センターすてっぷにおいてしんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西設立14周年記念シンポジウムを開催しました。

今年のテーマは「シングルマザーで生きる!住まいと自立」
講師 葛西リサさん(日本学術振興会) から シングルマザーの住宅問題について
 (1)いつ・なぜ住宅問題に直面するか?
 (2)住宅支援の中身とその支援が使えない理由
 (3)しかし住宅支援が必要な訳
などについてお話し頂きました。

母子生活支援施設や住宅資金・転宅資金などの母子父子寡婦福祉資金貸付制度など支援制度が利用し難く、離婚前や直後などの待ったなしの状況にリアルタイムで対応できる制度ではないので「住宅」が安定しません。シングルマザーと子ども達がリアルタイムに使える住宅支援制度が必要になってくるでしょう。

次に神戸市の住宅政策課の奥村直土係長より、神戸市のひとり親世帯の家賃補助について説明していただきました。「対象要件」があるので市に尋ねてみてください。各自治体により住宅政策や家賃補助の有る無しに違いがあると思うので、今在住の自治体に問い合わせて使えるものがないか探してみて下さい。(情報寄せてください。)

女性のための住まいの相談を受けておられる春田美砂子さん(オフィスウェール)からはシングルマザーは離婚してからも元夫の影響を受けているという話があり、とても印象深かったです。