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イベント報告
6月28日(日)しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西 設立10周年記念シンポジウムを開催しました

今年のテーマはズバリ「子どもの貧困をなくすために必要なこと」
朝日新聞記者の中塚久美子さんより講演の後、母子家庭で育っている学生の立場からと現役シングルマザーのパネラーの話でより一層深められました。

貧困の中で育つ子どもたちを数多く取材してきた中塚さんはで共通点として若いのに疲れて無力感、あきらめる、夢を持たない、虐待、DV、家族の病気、いじめ、不登校などがある、と指摘。こういう実態を前に全国各地での無料学習会や居場所づくりの取り組みが映像で紹介されました。

自分たちに何ができるか、地域の中で無理なく手の届く範囲で楽しみながら、子どもの成長・笑顔に喜びを持つのがコツとのこと。イギリスや韓国の先進例の映像を見るにつれ日本の「子どもの貧困対策法」の課題が山積みなのがわかる。

パネリストの学生さんと現役シングルマザーからの貴重な体験談紹介の後、グループワークで子どもの貧困をなくすために自分たちに何ができるかを話合いました。